「オペラプロジェクトⅠ,Ⅱ」は、戦争に翻弄された我が国と人々の歴史を知りさらに後世にそれらの史実を語り継ぐことを目的に、
さくら共同法律事務所河合弘之寄付講座事業として、慶應義塾大学文学部の講座に設置されました。
題材として取り上げるオペラ作品は「中国残留孤児」の史実の内容に基づいています。
人間の尊厳とは何か、戦争の卑劣とは何か、歴史上の国家と国民の関連性はどうだったのか、
この3点について深い考察と思慮をめぐらせると共に、
オペラ舞台発声法、演技法、上演技術を極めて高いレベルで習得する講座です。
年度末には、慶應義塾大学三田キャンパス内のホールでこの作品の公演を行います。